カスタマイズ調査
カスタマイズ調査について
お客さま企業の組織開発のために、独自の調査を課題・ニーズに合わせて設計から集計・分析、報告までトータルで提供します。
事例1)従業員モチベーション調査
【お客様の問題意識】
従業員約300名の中堅商社。従業員の「やる気」、特に「何としても目標を達成してやる」という執着心が低下したように感じられる。問題がどこにあるのか、何が噛み合っていないのかについては漠然と感じているが、いまの社員の意識を明確に掴んで、 効果的な対策を打ちたい。
【調査】
「期待理論」をベースにした独自の調査モデルを設計。オリジナルの質問項目を作成し、全従業員を対象に意識調査を実施。

【結果】
「『支店・本社の『経営理念の認識度』」「管理職の『目標納得度』及び『目標達成の見込み』」「社員の評価のしくみに対する信頼性」が総じて低く、「目標達成が動機づけ要因になっていない」ことが明らかになった。また「管理職が職場において孤軍奮闘している(と感じている)」様子も捉えられた。
【対策】
この結果を受けて、経営陣は「評価制度の再構築と浸透の徹底」「評価者訓練」を実施し、評価の公正化に努めると共に、理解度と納得度の向上に取り組んだ。また、魅力ある目標づくりのために、会社の使命・役割、そして経営理念の浸透に努力を始め、社員の参画意識を高めている。
事例2)従業員モチベーション調査
【お客さまの問題意識】
従業員約500名の通信器機販売会社。店長のマネジメント能力を向上させ、自律的に店舗経営できるようにしたい。ついては、店長が自分の店舗のマネジメント上の課題を見出し、自ら解決に向けて取り組んでいけるよう、店舗の状態(スタッフの意識)を客観的に把握し、分析できるような定点観測できるようなツールを提供したい。
【調査】
「お客さまとの関係づくり」を中心テーマとして、店長の店舗マネジメントを「見える化」する調査モデルを開発。店長が自分自身で分析し、課題を見出すための分かりやすいアウトプットを設計し、全店舗で調査実施。
【結果】
店長のマネジメント研修を企画し、調査結果を店舗別にフィードバック。店長各自が自分のマネジメントを振り返り、お客さまの関係づくりをさらに進めるためには、どのような側面での改善が必要なのかを検討し、対策を明確化した。その後も年一回のペースで定期的に調査を実施。店舗マネジメント能力の向上に努めている。